前回「その1」で、「バイクに乗ろう!」と書いたのですが、見知らぬ外国で、しかも無免許でバイクを乗り回すのは、やはりとてもデンジャラスです。>
特に、タイの方は血の気が多いようで、抜かしたら、抜かし返す法則を徹底的に守っているようなのです。
足に石膏をはめている白人男をバーで見かけたりすると、「ハハ−ン、この人事故ったな。」と思って聞いてみると、案の定「やられちゃったよ。」でした。
特にタウンは交通量も半端じゃなく、ロータリーでもみんな我先に回りたがるので大変。最初、タウンに乗り込んだ時は流れに乗るのにかなり苦労しました。空気も悪いし、みんなやたら急いでいるし、バイクに自信のない人はタウンには近付かない方がよいでしょう。トクトクで十分事足りますから。
「追い越し命」の彼等が運転する全てのものはみーんなデンジャラス。トクトクがバイクを抜かしたり、ミニバスが大型バスを抜かしたりするので、それに命を預けて乗っている人たちは必死な場面に出会ってしまうことがよくあるようです。
あれは、ラグーナのシェラトンホテルからホテルのバスに乗ってタウンに向かった時でした。
そのバスは「そんなに急いでどーすんだ!」と言うくらい急いでまして、自家用車、トクトク、バイク、人、犬、アヒルなどなど、バンバン抜かしており、乗客はみんな恐さのあまり死んだ振りをして、なんとか無事着きますようにと心から祈っていたのです。
ふと、目を開けると、目の前に大型のバスが、、。われら運チャンはやはりこれも抜かそうと追い越しに入ったのですが、「おっとどっこい、そうは問屋が卸さねえーよ。」とタイ語で言ったかどうかはわかりませんが、この大型バスの運ちゃんはなかなか譲ってくれないのです。それもそのはず、お互い100キロぐらいで走ってますから、大型バスだってパッシングされる理由はないはずなのだ。それをこのホテルバスのやつときたら、、、。
そうなのです。案の定、このホテルバスはだまっちゃいませんでした。我々を載せたバスの運ちゃんは、やはりどーしても抜かしたいらしく、なんと無某にも左側から、道ゆくひと、バイクを次々と蹴散らし、ついに大型バスと並んでしまったのです。私は運転手のすぐ後ろでしたから、ついメーターに目がいってしまい、見ると、120キロ!まるで、映画の「スピード」でバスに乗っている乗客のような心境でした。大型バスとホテルバスの隙間が30cmぐらいになって、「ぶつかる!」と思った瞬間、大型バスの運転手サマが折れて下さったのでした。ホテルバスの運ちゃんは「ふっ、手こずらせやがって」と大型バスを抜き、やっと本道(本来車が走るべき道)に戻ったのでありました。
後で、友だちにこの話をすると、このプ−ケットでこういうことは「ざら」なのだそうです。特に、クラビ行きあたりのミニバスの長距離バスはオンボロで坂道も登れない癖に、ふつうの道路ではスピードを出して追い越しをバンバンやるんだそうです。「え、クラビ今度行こうと思ってたのにイー。」「アブない、アブない。そんな状態が、3、4時間続くんだから、生きた心地しないよ。」
長距離バスは少し高くても、新しいしっかりしたバスを選んだ方が身のためでありましょう。
そして、ここプ−ケットは(いやここだけとは限りませんけどね、)事故ッて、トラブって、警察のお世話になったら、アウト、です。ポリスは我々ツーリストを、(鴨がねぎしょって自分から鍋のなかに入っちゃたぐらい)歓迎し、しっかり、莫大な罰金を取ることでしょう。そういうことも考慮して、対処法なども事前に考えつつ、楽しいバイクに乗ろうではありませんか。
私達は今のところ事故ったことはありませんが、「パンク」というのがありました。比較的道がイイので、釘を踏むということはないはずなのですが、後ろタイヤのパンクに気がつきまして、タクシーの運転手に「修理屋はどこか?」と訪ねると、運良く5分ぐらい歩いたところにありまして、脇道にそれて、小道を入って民家のようなところに、「ここか?」と聞くと、「そうだ。」というので、全く英語を話さないので、手ぶり、身ぶり、で伝えて、30分ぐらいで直してもらいました。タイヤからチューブを出して、他のゴムを切れたところに張り付けたりして、けっこう大変そうだったのに、「いくら?」と聞くと、「40バーツ」と言うのです。ツーリストだからボラれるかなと思ったのに、たったの「40バーツ」(何と、150円ぐらい?これって、もしかしてボラれてこの値段だったのかな−?)
もう、「安い」を10回ぐらい連発して、目的地に向かったのでありました。
とにかく、事故を起こさないよう快適な旅にしたいものです。
ホームに戻る: 更新情況のページに戻る: プ−ケットの休日(3)に進む: |